ニンニクの醤油漬け

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Photo by taka (31MR)

実家で行われていたことを、ぼくも世継ぎのように行っていることがある。ニンニクの醤油漬けは、その中のひとつだ。今日は、ニンニクの苦手な方には、困ったネタになってしまうが、そんな話を書いてみようかと思っている。

実家では、しょっちゅうジンギスカンをしていた。「ジンギスカンをする」というのは正しい日本語だろうか、とふと気になったが、「焼き肉をする」と同じ使い方で、羊のお肉を焼いて食べることを言う。

ジンギスカンと言えば、北海道のイメージがあるけれど、岩手でも、ジンギスカンは盛んだったように思う。今でも遠野では美味しいラム肉を扱っているお店もあり、以前は、ぼくもよく注文していた。食べるたびに実家を思い出し、少年時代を思い出した。なんちゃってベジタリアンになった今でも、食べたいなあと思ってしまうジンギスカンなのである。

で、ジンギスカンの話と、今日のメインテーマであるニンニクの醤油漬けが、何の関係があるかと言えば、実家におけるジンギスカンのタレ作りに欠かせないものなのである。

もちろん、ジンギスカンのタレも、あちこちでいろんなレシピがあると思う。
これはうちの実家の自家製タレの話ね(笑)

まず、ニンニクの醤油漬けの醤油部分をメインのタレのベースにし、そこに酢を混ぜる。あとは、醤油に漬かったニンニクや、たまねぎ、りんご、にんじん、等などを、おろして、混ぜる。配分など、詳しいことは企業秘密(笑)

そんなわけで、頻繁にジンギスカンをする実家では、ニンニクの醤油漬けはいつも冷蔵庫に作り置きされていたのだ。これは、数日で出来るものではないので、切らさないように、まるでうなぎ屋のタレのように、ニンニクと醤油を足しながら作り続けていたのだと思う。

で、ぼくも、そんな実家で行われたことを、いつのまにかマネするようになっていた。

実際のところ、いろんな用途に使えるのである。ジンギスカンや焼き肉のタレに限らず、ニンニク風味を付けたい場合、とても重宝な調味料になる。ぼくはよく醤油ラーメンに加えることで味を太くして食べたりする。そして、ちょっと体力を付けたいときなども、直接ニンニクをコリコリ食べてみたり。よく漬かったニンニクは食べても臭くないので次の日も平気だ。(大量に食べたらわからないけど)

で、先週の週末、残り少なくなってきた我が家のニンニクの醤油漬けの補充作業を行った。この写真は作業終了間近のものである。

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Photo by taka (31MR)

ニンニクを大量に買ってきて、皮をむいて醤油に付けるだけの誰にでも出来る作業ではあるが、実は、ニンニクを剥くのは意外に大変だ。

そこで、ぼくは、ニンニクをバラした後、皮が付いたまま、3,4時間、水に付けておき、その後、皮を剥くようにしている。皮がふやけて剥きやすくなるのだ。それでも、写真ぐらいの量を剥くのに1時間以上かかったような気がする。(時間を計っていたわけではないので正確にはわからない。)

醤油は、何でもいいと思うけど(減塩とかではない方がいいかも)、せっかくだからと、ちょっと奮発して、丸大豆しょうゆなどを使ったりする。そして、タッパー等の密閉容器で一か月以上は漬けておく必要があるので、そのつもりでしっかりと蓋を閉めて、冷蔵庫の奥にしまっておく。その際、結構、匂いが出るので、袋を二枚重ねして保管しておくと冷蔵庫の中がくさくならないと思う。


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