ギターをかき鳴らしながらデモテープをつくったんだよ

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Photo by taka (7D)

高校生のとき、歌を作ってギターを弾いて
デモテープにして、ヤマハのポプコンか何かに応募したことがあった。

もちろん、落選したまま、
夢は消えてしまったのだけれど。

一関に、大賞堂という楽器屋がある。
その店の裏にある、蔵を利用したスタジオは
いつもバンドの練習で使っていて
応募のためのデモテープもそこでつくった。

その日は、バンド仲間でドラム担当のE君に頼んで
レコーディングしてもらった。

フォークギター一本のみで
速いテンポの8ビートの歌と
ゆったりとしたバラードの2曲を録音した。

あのデモテープで
ぼくがデビューすることはなかったけれど
実は、応募した曲は、そのままお蔵入りになったわけではなく
別の機会で、公?の場でお披露目したことがある。

高3の音楽の授業で
最後の学期末試験は自由課題だった。

ピアノを弾いたり笛を吹いたり歌を歌ったり
音楽なら、何をしてもいい、というやつだ。

そして、ぼくは、フォークギター一本で
応募で使ったその2曲を、やったのである。

ウケたかどうだったか、忘れてしまったが
あのときの通信簿の音楽、5段階評価の5だった。

ちょっと濃い雰囲気の
クラシックや声楽の似合う男の先生で

ぼくの下手なギターに
しょうもないオリジナルソングなんか
聴いてくれないんじゃないか、と思ってたんだが
先生は、ぼくの歌をちゃんと評価してくれたんだなって
なんだかとてもうれしかったことを覚えている。

今でも、思い出すと、先生の顔が浮かんできて
とてもうれしい気持ちが蘇って来る。

文化祭などで、何度もバンド演奏したけれど
思えば、その音楽の学期末試験の想い出が
ぼくのなかではもっとも素敵な音楽活動だった気がして
そんな思い出をつくってくれた
先生にもとても感謝しているのである。


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