カメラの話を少し

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Photo by taka (ixy)

2006年8月に撮影した神宮の夕焼け。いい色だなあと思う。加工してコントラストを調整したら、もっと印象深い写真になるかもしれない、と思いつつ、そのままアップする。カメラは、CanonのIXY400。たった400万画素のスペックでも、このような個人のWebページに貼り付ける用途ならまったく問題ない。

今でも、このカメラは手元にあり、まだ使える状態だが、使っていない。どれぐらい使ってないだろう?覚えてないぐらいだ。通常の撮影は、デジタル一眼の7DやX2を持っていくし、コンパクトなオリンパスの31MRも購入したばかりで、カバンの常備品になっている。携帯やipadにもカメラは付いている。したがって、IXYには、出番がない。そう考えると少しさみしいので、今度使ってみようかなと思ったり。それに、最近、そのカメラでしか撮れない絵というものがあるような感覚が明確になって来た感じもあるので、何かのときに持参してみようかな。例えば、銀杏の散る季節とか。

そういえば、先日、一眼レフをかついで都内に行ったとき、自覚しているよりも多くのカメラを持参して移動していることに驚いた。数えてみると、なんとカバンの中に6台(携帯、PHS、ipod touch、ipad mini、7D,31MR)である。なんでこんなことになってるんだろう。ぼくの子供の時代は、カメラを所有するというのは、大変なことだったけれど、今の子供たちは、カメラを買おうと思わなくても、カメラを所有できるのだな、と思った。それがいいことなのかどうなのかわからないけれど。

それはともかく、この6台で同じ被写体を撮影しても、きっとそれぞれの持ち味で写るのだろうと思う。これは面白いことだ。面白いことだけど、実際にやるかどうかは別(笑)カメラで食べられるようになったら、そういうアイデアも使えるかもしれない。

このように、多分、一般的な平均よりも、少し多めのカメラに囲まれて過ごしているぼくだけど、実際に安心してストレスなく撮影出来るのは、やはり7Dなのである。一眼レフの方が難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれないけれど、デジカメは電気製品(というかレンズ付きコンピューター)であるから、性能が高い製品の方が、より使いやすい。

例えば、オートフォーカスを使っているとき、ピント合わせのスピードは、早ければ早いほどいいに決まってるんだけど、これをストレスなく実現しているカメラは、コンパクトカメラよりも一眼の方が多い。これは、すなわち、シャッターチャンスが多くなる、ということである。被写体が動く場合、歴然と差が出る。しかも、新製品の方が一般的に受光の感度が高いから、若干暗くても、シャッタースピードが稼げる。それは具体的に言えば、露出に対する配慮を知らない方でも、室内でブレない写真が撮れるということだ。

撮りたいと思ったときに、いつでもすぐに撮れる、しかも確実に、ということは、とても大切なことなのだ。


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