東京タワー、桜、そして青空

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Photo by taka (31MR)

ほとんど葉桜に近い状態になってしまっていたが、今年も東京タワーと桜の写真を撮ることが出来た。本当は、満開の時期の先週に撮影すべきだったが、雨や曇りの日が続きコンディションがよくなかった。雨の桜も素敵であるが、東京タワーの写真は青空をバックに撮影しようと決めていたのだ。でも、これらの写真でも、青空は綺麗に撮れたし、まだまだ桜の花も残った状態なので、これでもよしとしたい。そして、さらにもう一枚。

こちらは、ツイッターでもアップした写真。

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Photo by taka (31MR)

2014年、東京の桜は、もうすぐ終了である。

そう言えば、ぼくがスピリチュアルの気付きを得た頃だから、だいたい10年ぐらい前になるけれど、長い休みを取って、桜を追いかけるような旅をしたことがある。単純に北に向かったわけではなく、埼玉から群馬、長野、新潟、山形、宮城、岩手、と、くねくねと北上しながら、実家にまで走ったのだった。

桜を追いかける旅というテーマではなかったのだけれど、どこに行っても満開の桜に迎えられるような旅だった。ぼくが桜を追いかけていたのか、桜がぼくを追いかけていたのか、そのどちらでも成り立つような、とても幸せな旅だった。

ひとり旅だったけれど、所々で、待ってくれている人もいて、寂しさは感じなかった。そもそも、ぼくの中に、ひとりの寂しさっていうものは、普段から、ほとんど存在しないのであった。あえて言うならば、会った後のさよならの寂しさの方が想い出に残っているかもしれない。そんな想い出は、ぼくの中で、雪が舞い散る中で歩いているイメージか、桜吹雪が舞う中で歩いているイメージのどちらかである。季節的に、今なら桜吹雪を思い出すわけだけど。

桜で広がるイメージは、始まりと終わりを意味するものが多い気がする。始まりと終わりは、すなわち、出会いと別れ、期待と不安、そして、別れと出会い、不安と期待。

今年のぼくは、出会いも別れもない、なんだか影の薄い登場人物のような役回りをしている気がするけれど、このままでは嫌だなあ、大変だなあと思うことは、今年中に解決してしまおうと思っている。影が薄いせいかわからないけれど、日々の現実感に乏しいのは先日もブログで書いた。とにかく、自分を取り戻すところから始めようと、今も、思ったところだ。


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