カルマなんてないんだよ
投稿:2014年2月26日
更新:2015年12月13日
Photo by taka (7D)
以前、このブログで、カルマなんてないんだよ、と書いたことがある。カルマの法則を絶対と思っている方には(このインチキ野郎め!)と思われたかも。
ぼくは江原さんが出演していた深夜番組が、スピリチュアルな気付きにつながるきっかけになっている。だから、江原さんは、ぼくにとって最初の師のような存在である。そんな江原さんが執筆された本には、必ずと言ってもいいぐらいカルマの法則の話が出てくる。ぼくは今でも江原さんをマスターだと思っているし、カルマの法則の話についても否定しない。ぼくは、カルマの法則は、人間に関わる大切な法則のひとつだと思っている。
え?カルマなんてないって言ったのに、どういうこと?
これから話すことは、もちろん、ぼくの想像なので、そういうこともあるかもね、ぐらいの気持ちで読んで頂きたいのだけれど、ぼくは、カルマというものは、宇宙全体の法則ではなく、神さまが直接的に作ったものでもなく、ほとんど人間社会かそれに近い波動次元でしか存在しない(適用されない)ものだと思っている。
3次元のぼくらの世界は、物理的な法則として「作用・反作用の法則」というものがあるけれど、それとほぼ同じ形で、カルマの法則が適用される。「作用・反作用の法則」と少し違うのは、カルマの法則が、3次元世界と4次元以上の世界が連動しているものなので、時空を無視した作用の仕方をする。だから、すごい昔のカルマを今、返す、みたいなことは日常茶飯事になる。
また、4次元、5次元ぐらいまでは、カルマの法則が適用されると思うけれど、6次元以降(転生しなくなった魂が上がる次元)では、もうカルマの影響は受けないと思っている。言い換えれば、カルマのバランスがとれた魂しか6次元に上がれない、と言えるのかもしれない。
なんだ、じゃあ、やっぱりカルマはあるんだね?
そう、3次元あたりは、モロにカルマの法則が適用される。
ただ、ぼくが思うに、カルマというものは、さっきも書いたけれど、神さまが創造したものではなくて、人間や幽体の念のようなものが作りだしたエネルギーだと思っている。だからカルマの法則は宇宙全体のルールというよりは、3次元近辺のローカルルールということなのだと思う。
ローカルルールだからと言って、簡単に破られるものではないと思うし、以前、流行ったカルマ解除などという技も、なかなか難しいことだと思っている。カルマを除去するためには、カルマを肩代わりする何かがなければ解除など出来ないのではないか。
或いは、3次元から5次元までのエネルギー(この中にはぼくらも含まれる)が何らかの形で次元上昇のようなことをする場合だけ、カルマが一気に浄化されることもあるかもしれないなあとも思う。
それから、ぼくらは3次元の存在ではあるけれど、同時に多次元の存在でもある。だから、高次部分の自分とコミュニケーションすることによって、自分が抱えるカルマの質を変容させていくことも可能かもしれない。とも思う。
あると言えばある、ないといえばない、そんな感じの説明になってしまったけれど、基本、宇宙は、愛で出来ていて、愛と自由は同じ意味だから、宇宙がカルマの法則を使って、ぼくらを縛ることは決してない。もしも、縛られているとしたら、それはぼくらが自分で縛っている。自分たちで自分たちを縛っている。多分、その方が成長が早い、みたいなカラクリがあるのかもしれない。そこまで思えれば、もともとカルマなんてないのだ、幻想のひとつなんだ、ということが言えるのではないか、と思っている。
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