ハイビスカスのように
投稿:2013年12月12日
更新:2015年4月4日
Photo by taka (31MR)
このブログでも、何回か撮り上げたハイビスカス。12月に入り、埼玉も寒い日が続いているけれど、なんと、まだ花を咲かせている ^_^
とは言え、夏のときのように、毎日咲かせているわけではない。例えば、今月に入ってから咲いたのは1回だけだ。写真は今月のハイビスカスが咲き終えたときの様子である。
夏のハイビスカスは、朝から開き始め、昼、満開になり、夜には写真のように花弁を綺麗に巻いて、次の日に花を落とす、というような動きを見せてくれる。
なんとなく働き者のお母さんのように、朝は、きっちりと早起きし、一日中笑顔で働いて、夜は、一日の感謝をして、明日の支度を整えてから眠りにつく、みたいに思えて、とてもいとしいのであった。
そして、冬のハイビスカスは、と言うと、なんとこの工程を、何日もかけて行う。
今日、蕾が開き始めたら、翌日に満開になり、翌々日に花弁を閉じて巻く、みたいな。ゆっくりだけれど、ちゃんと手を抜くことなく、最後までしっかりとしているのであった。
散る前に花弁を畳む様子も見事だと思ったけれど、こんな冬になっても、とにかく自分の出来る範囲でゆっくりゆっくり花を咲かせ、そして散るまでの工程を、マイペースだけど完璧に行うハイビスカスは、本当に立派だなあと思う。
ついつい、先を先をと急いでしまうクセのついてしまったぼくだけど、ハイビスカスの姿に感動しながら、出来るだけ、ゆっくりと、その時々のその場を味わいながら、かみしめながら、生きようと思うのであった。
人気ブログランキング ナチュラルライフ