遠くの星をみつめながら

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Photo by taka (31MR)

この季節、仕事帰りに空を見上げると、天空高く、オリオン座が出迎えてくれる。オリオンの下の方には、眩しいシリウスの真っ白な光も。寒いなあ、早く家に辿り着きたい、と思っていても、星を見上げた瞬間だけは、寒さも忘れて、何か懐かしいような不思議な気分になる。

星の輝きを観ていて、いつも思うことがある。気が遠くなるほど離れているのに、ちゃんと光が届くというのはすごいことではないか。光というものは、遮られなければ、減衰することなくどこまでも届くものなのだろうか?それとも発射エネルギーのようなものがあり、エネルギーが大きければ大きいほど遠くまで届くのかな。

こんなことを書きながら、でも、ほんとは、あれは実体ではないかもしれない、とか思ったりもする。太陽や月ぐらいは本物だろうけど、それ以外の星は、ホログラム映像か何かなのではないのか、とか。

ただ、実体ではないとしても、本物はどこかにある、とも思っている。本物があるからこそ、ホログラム映像で見えると言う考え方だ。

だから何って言われれば、それまでだけど(笑)


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