秋と戯れる

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Photo by taka (31MR)

午前中、用事があり出掛けた。近所のことだったので、自転車で行こうと思っていたが、自宅を出てエレベーターに乗った瞬間、自転車の鍵を忘れたことに気付く。取りに戻れば済むことだが、急遽徒歩で行くことに決定。

気持ちが癒されるような暖かく柔らかい空気に包まれたので、ぶらぶらと寄り道しながら、秋を楽しむ時間に変更するのも悪くないかも、と思ったのだ。そして、その選択は、結果としてかなりイカしていた。途中、寺に寄ったり、神社に寄ったり、雑木林に紛れたりしながら、秋と戯れたよ。

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Photo by taka (31MR)

ここのお寺は、初めて立ち寄ったと思う。この地に住んでもう20年ぐらいになるんだけど、少し奥まったところにあったので近寄り難かった。今日も門の中までは入らず、外側から。手入れがいき届いた感じなので、また後で来てみたい。絵的には、これに黄色が混じれば良かったと思ってみたり。

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Photo by taka (31MR)

ぼくは、落葉樹が完全に葉を落としたときの、木々の枝や全体のシルエットを好む。空の雲も観ていて飽きないけれど、木々の様子も飽きることなくずっと観てしまう。しかし、それらのときは、もう少し先。今日は、色付いた葉っぱを思い切り堪能。

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Photo by taka (31MR)

道端に咲き誇る花に、ハチたちが群がっていた。ここら一帯、ぶんぶんと音が賑やかなのである。ほんのりとした陽の温かさに、枯れ草で濾過されたような透き通った空気、そしてかわいいハチたちの声。その場に仲間として入れて貰ったような、幸せなひととき。

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Photo by taka (31MR)

雑木林の中を出来るだけ静かに入って撮影。というのも、林の中の土は、とても柔らかくて、全体が生き物のように感じたから。まるで大きなトトロの上に乗っかってしまったような。そして、ここは、とてもいい匂いがした。

この写真や冒頭の写真がそうなんだけど、ぼくは、逆光の状態で植物を撮影するのが、好きである。テクニックという程のものではないけれど、掌を太陽の光で透かすように、花弁や葉を陽の光を通してみたとき、何とも言えない至福な感じを思い出すからだ。それは、花も葉っぱも、もともとは光で出来ている、という古代の記憶を思い出すからかもしれない。

ちなみに、冒頭の写真は、出来るだけ存在感のある葉を1枚選んで、メインボーカル的な感じにし、周りの葉はバックコーラスやバックバンドのような絵にしようとした。まあ、あまりうまくいかなかったけれど(笑)

用事を済ませることがメインだったはずが、このような時間がメインになり、実際の用事は散策の一部になってしまった。それはとてもいいことだ。

そんな時間を楽しみながら、ポケットに忍ばせたデジカメであちこち撮影していたら、もうすぐ自宅、というところで電池切れを起こした。満タンに充電していたはずだったのに、と思って撮影枚数をチェックしたら、300枚も撮影していた。


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