ぼくがぼくであることの不思議

自分が、ずっと自分でいることについて
不思議だと思ったことはないだろうか。

生まれた瞬間の記憶はないけれど(思い出せないだけか)
あるときから、多分3歳ぐらいのときから
ぼくがぼくであることを意識しはじめ
それからずっと、ぼくはぼくのままだ。

ぼくがぼくでなかったことは
この世界の仕組みをなぞる限り、一度もないはずだ。

ぼくがぼくでなかったことがない、ということは
ぼく以外の存在は、ずっとぼく以外の存在であり
その存在が、果たして、どういうものなのか、
深く考えると、謎なのである。

ぼくの外側にひろがる世界に存在するすべては
ぼくと同じようなものなのか
そう見えるだけの反応装置のようなものなのか
馬鹿げた話に聞こえるだろうけど
それを証明することは、大変に難しい。

なぜなら、ぼくはぼく以外のものになれないから

この問いは、少年時代から始まっている。
それほど深刻に考えているわけでもなく
深刻になっても、どうすることも出来ないものだから
たまに思い出して、うなるぐらいのものだけど
不思議は不思議で、真実は知りたいと思っている。
神さまがいるのなら、ここがどうなっているのか、説明してほしい。


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