12年ごとのリセット

photo by taka (ip11)

昨日書いた自分のブログを眺めていたら、そこから辿れる関連記事に、12年前のことが書いてあった。過去の自分が書いた文章を読みながら、12年前と言えば2008年だなあと、ぼんやり当時のことを思い出していたら、ちょうど今と同じように生活(というか仕事)のリセットが行われていたことに気がついた。

12年といえば、干支の一周う、ある意味、一回り。区切りなのかなあ、もしかして、12年ごとにリセットがかかるのだろうか、と思いながら、自分の経歴ファイルを引っ張り出して、見直してみた。(フリーランスなので仕事の経歴は詳細に記録している。)

まずは2008年。

この頃は、経歴書をみるまでもなく覚えている。結構、複雑な立場にいたので、詳しいことは書かない(書けない)けれど、それまでやってきた仲間との決別があった。と同時に、自分が代表取締役社長をやっていた新橋の会社を譲って、再びフリーランスになった年である。すなわち、リセットが起こってる。

2008年の12年前は1996年。

これは経歴書を見て思い出した。なんとサラリーマンからフリーになった年である。このときも仕事仲間との決別があり、それをきっかけにフリーになった、という流れだったと思う。これもリセットだ。

1996年の12年前は1984年。

これは就職した年である。中途採用、飛び込みの面接で渋谷の会社に入った。ぼくの情報処理業の職歴はここから始まっている。これもリセットだよね。

さかのぼってみて、びっくりした。偶然なのかわからないけど、12年毎にリセットがかかり、新しい展開になっている。

今年は、去年からの流れが通用しないな、と思っていたけど、これはリセットがかかった結果が現れているのかもしれない。

新しいリセットは、はじまったばかり。
先行きは全然見えず、うろうろしているところ。
果たして、どういう12年になるのだろう。

他人事のように書いているのは、この12年毎のリセットが自分で起こしたものではない、ということに驚きながら、何者かが決定している(かもしれない)運命らしきものを感じているからである。


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