集団が怖いってある?

Photo by taka (ip11)

最初に集団に違和感を感じたのは、通勤のときだったように思う。まだ独身の20代前半の頃で、スーツ姿で通勤するサラリーマンたちの集団が駅の階段を登っている様子をみて、嫌悪感を抱いたのである。自分もサラリーマンでスーツを着て仕事に行っていたけれど、この集団の一部にはなりたくない、と思った。

そのうち、サラリーマンだけじゃなく、学生の集団とか、おばさんの集団とか、集まって存在している人たちにも、嫌悪感を感じるようになった。

どうやら、集団でいる人たちが嫌なのである。集団と言っても、何人以上、というような人数の多さではなく、同じような人たちが集合している様子がダメらしい。

例えば、5人の集まりで、5人がそれぞれ個性的であり多様性を備えているような場合はOKなんだけど、3人の集まりでもお揃いの服とか着て同じ笑顔とかされるとアウトである。

なので、○○○48とかも苦手だ。ひとりひとりの子たちはとても素敵だとしても、集団になってお遊戯のようにされると、うわってなる。生理的に受け付けない。男性グループも女性グループもである。最近、そういうタイプの芸能人が多いような気がして、もうこの時代には、自分の居場所がないような気持ちになり、憂鬱になるときがある。

そんなわけで、日常生活では不便な場合も少なくない。ぼんやりテレビを観ていると、急に集団が現れてびっくりするし、外出中でもそういう集団はあちこちにいる。

これは何かの病気だろうか。何かのトラウマか。もしかすると、精神的な疾患のひとつかも。


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