心の中でハッピーバースディ
投稿:2020年12月14日
更新:2020年12月14日
まだまだ紅葉が美しいけれど、落ち葉も多くなってきた。風が吹くたびに、葉がひらひらと落ちてくる。きれいだなあ、切ないなあ、と思いながら、その中をふわふわと歩く贅沢な時間を過ごしたり。
とは言え、悠長に満ち足りた気分で過ごしているわけでもない。引き続き進めている仕事は、いまだ収入に結びつかず、焦りを感じていることを第三者的に眺めながら、いささか沈みがちである。
何が悪いんだろうと自問する。何も悪くないぞ、と自答する。悪いところがあるのなら、それを修正すれば何とかなるかもしれないのに、何も悪くないのに収入がないとしたら、それはもう救いようがないのでは、という、その場の結論に達したりする。そんなことをぐるぐると考えながら歩いていては、気分転換どころか逆効果だなあと思ったりもする。
今日、そんな自分のなかで生まれてきた言葉は、自分を信じてみよう、ということだった。ありきたりな感じだけど、実際のところ、自分を本気で信じたことって最近ではないように思う。どこか疑いながら、次善の策も用意しつつ、生きて来た気がする。
子どものころは、まっすぐと自分を信じていた。生意気で嫌な子だった気もするけど、自分が頑張った分だけ必ず何かが得られる、ということを信じていた。もっとも最後に、本気で自分を信じることが出来たのは、多分、就職直後のときだ。未経験で入ったIT業界だったけれど、自分よりも出来る人はいない、ぐらいの勢いでスキルを習得していた。
そう、自分を本気で信じることが出来れば、大抵の望みは必ず叶うのだ。
今のぼくは、やれば出来る、と思ってはいるけど、心底そう思えてるかどうかは疑問だ。失敗したりハラスメントを受けたりして自信喪失しているのだと思う。
また何かが起きてしまうことを恐れて、心のなかに言い訳や逃げ場を用意しているのかも。それはそれで悪くはないのだけれど、結果的に自己否定になってしまって、信じる力を失っているのだと思う。自分を信じることが出来なければ、望みも叶わないということだ。
自分を本気で信じた結果、何もうまくいかなかったとしても、中途半端な気持ちで失敗するよりは、清々しい気持ちにもなれそうだ。それに、そのとき、もしかすると新しい何かが得られるかもしれない。
ところで今日は12月14日。
ちょっと大切な人の誕生日だった。
元気でいるかな?
心の中で、ハッピーバースディ
どうぞ、幸せにしていてください。
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