Otto&Orabu

今日は、2つのライブをハシゴしました。偶然にも2つともメインはパーカッションです。

 

ひとつは宮崎仁さんの。お友だちのお子さんが通う中学校で演奏会があるとのことで、お声かけいただき急遽行ってきました。

宮崎さんは、東京芸大の学生で結成されたインストゥルメンタル・バンド「G-クレフ」で紅白出場もあるような方。もちろんずいぶん昔の話ですけれど。

20年ほどまえから、もう何度も素敵な演奏を聴かせていただいています。クラッシックからジブリまで、いろいろと聴かせていただきましたが、一番印象に残っているのは、十数年前に聴いた NHK「今日の料理」のテーマソング。おそらくアドリブで、しかも一瞬でしたから、そのことを聞いたらご本人もビックリかもですね。

 

そして、もうひとつのライブは「Otto&Orabu」。すごいと噂を聞いていたので、楽しみにしていました。

そして、それは本当にすごかった。音って、音楽って、理屈なんてないんだと思いました。理屈はないけれど魂はある、そんなことを思いました。

リズムのずれや不協和音を今まで心地よく感じたことはほとんどありませんでしたが、このライブはそれが逆にひたすら心地よかったのです。

その不思議な世界にただただどっぷり浸かって身も心も酔いしれた1時間半でした。

 

** Otto&Orabu  (ライブのチラシより)**

鹿児島市にある障がい者支援施設「しょうぶ学園」の主宰するotto(おっと)は、2001年に民族楽器を中心に結成したパーカッションバンド。足並みが揃わない頑強にずれる音、パワーのある音、不規則な音が自由に、そして純粋に楽しくセッションすることによって、心地よい不揃いの音が生まれる。またヴォイスグループorabu(おらぶ=鹿児島弁で「叫ぶ」の意)は、叫びのコーラス。ottoのリズムとorabuのヴォイスが絶妙のコラボレーション空間を作り出し、見て楽しい、聴いて楽しい、ジャンルをを超えた新しい音の世界が広がる。

Otto&Orabu