この気持ちを記録しておく

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Photo by taka (7D)

今日、春の雨は気持ちがいい、みたいなことをツイートしたけれど、仕事が終わって帰るころには、冷たい小雨に変わっていた。ちょっとした用事があり、ひとつ前の駅で下車したぼくは、一駅分、雨に濡れた。折りたたみの傘がカバンに入っていたが、面倒だったので、傘なしで歩いた。濡れて歩くこと自体は、やはり心地好いものだ、と思ったけれど、脳の片側では、ぼくは、自分の心が泣いていることに気付いていた。

いつからなのかわからないけれど、心が泣いている。先週からか、先月からか、或いはもっと前からか、思い出せないのだけれど、継続的に、しくしくと、すすり泣くように、一日中、ぼくの中のどこかで、泣いている部分がある。インナーチャイルドってやつなのか、それとも今のぼくが、悲しんでいるのか。

こういうときは、思い切り泣いたり笑ったりした方がいい。小さな大変、小さな不安、小さな寂しさ、などなどが引き合って固まって、心の中にこびりついているのだから、感情を震わせて、外側に落とした方が良いのだ。しかし、それも出来ないでいる。

一言で言うと、無力なのである。
無力さに泣いているのだと思う。
時間だけが過ぎて行く。

少年の頃は、無力なんて知らなかった。何でも出来ると思っていた。それが、歳とともに、あやしくなって来る。今では、心身全体が無力におおわれてしまったような感じさえする。

スピリチュアル的には、無力に征服されてしまいました、なんてありえないことだし、ブログ的にも、なんだか暗い話題で、せっかく読んでくれた人にも申し訳ないと思う。

だから、こんなことをここに書かなくてもいいんだけれど、落ちているときのぼくを、正直にちゃんとここに記録しておくことで、変容の最初の力を得られるのではないか、などと思ったのだ。


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