バレンタイン・チョコレート

今日は、バレンタインデーだね。
日本中の恋人たちに幸あれ、って感じかな。

若い頃は自分のことしか考えられなかったけれど
最近はみんなが幸せな気分になるといいなあと思うよ。
幸せな人が増えた分だけ、自分も幸せになるように思うし。

高校生のときに付き合ってた女の子が
うさぎの形をしたチョコレートをくれたことを思い出した。

人形のフィギアぐらいの大きさで
プラスティックのケースに入っていた。

その女の子のことがすごく好きだったせいもあり
もらった時、すごくうれしくて、
食べるのが勿体なくて、棚に飾っていたら
夏ぐらいに崩壊していた。

バレンタインに限らずだけど
動物やキャラクターの食品は食べられなくて困る。
なんていうか、形が崩れるのがしのびないから。

今はそうでもないのだろうけど
一時、義理チョコっていうのも流行った。

職場で女子社員が何かの当番みたいにチョコを配って回る。
面倒だろうなあと思いながら見て見ぬふりをしていると
ぼくのところにも届けられ、出来るだけありがたい顔をしていただく。

この時間帯が、なんていうか切なくて嫌だった。
わかる人にはわかると思うけど。

同じ義理チョコでも、みんなに配る系ではなく
ちょっと仲良しだったり、何かの縁がある人からいただく場合は
結構、うれしかったかな。

先日、NHKの番組で(グレーテルのかまど)
マザー・テレサのチョコレートを話題にしていた。

ぼくもフォローしている片柳神父が出演されていて
おお、動く神父は初めて見たぞ、素敵な人だなあ、と夢中で観た。
(ツイートしている神父しか知らなかったので)

マザー・テレサは、貧しさに苦しむ人や希望を失った人たちに、
特別な日に、チョコレートとともに愛を伝えたという。

きっと、チョコを頂いた人たちにとって
甘い甘いチョコレートが口の中で広がっていく経験は
忘れられない愛の思い出になったんじゃないかなと思う。

バレンタインデーはチョコレート会社の陰謀だ、って話もあるけれど
そんなのはどうでもよくて
自分が、愛や感謝を伝えられるのなら
バレンタインという行事を利用して
大切な人や縁のある人と心を通わせ、人生を楽しむのは
とてもいいことだと思う。


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