「グーグーだって猫である」(2)

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Photo by taka (7D)

WOWOWの連続ドラマ版の「グーグーだって猫である」が、昨日、最終回を迎えた。録画しておき、みんなが寝静まってから、リビングを真っ暗にして鑑賞した。ちょっと泣けた。いや、本当は、結構泣けた。

団体のパワー、組織的な賑やかさ、パーティの華やかさ、等など、集団で大勢の人たちが一丸となって作り出すような雰囲気が、ぼくは苦手である。

気の合う同士なら、人と過ごすことも楽しいと思えるけれど、1人でいる方が楽だと思うことも多い。

主人公の麻子も、そんな感じに見えた。

人と接するときのぎこちなさが、まるで自分をみているようで、辛くなるほど、ぼくと似ていた。

原作を知らないし、映画版も観てないし、ドラマを4回観ただけだから、それは違う、と言われるかもしれないが、ぼくなりに、そんな自分との共通点を感じたから、ハマってしまったのかも。

麻子役の宮沢りえさんの魅力や演技も素晴らしかった。
他の登場人物の方々も。

役者さんたちってすごいなあと思う。

さっき、ぼくは、集団が苦手であるようなことを書いたけれど、実は、若い頃は平気だったのである。記憶では30歳ぐらいまでは1人でいても大勢でいてもどちらも問題なかった。

会社の中で組織的な行動をするのも嫌いではなかったように思う。宴会や企画も参加するだけでなく幹事も引き受けて楽しくやっていたし、100人ほどのプロジェクトの長をしていたこともある。どれも、苦ではなかった。

いつから、こんな風になったんだろう?

今は、組織の一員とか、集団行動とか、そのような状態に自分を置かなければならないようなとき、具合が悪くなるぐらい嫌な気持ちになる。

ただ、覚えているのは、子供の頃から、集団行動をしながら、(これってなんだ?ぼくは何をしているんだ?)みたいな気持ちに襲われて、はっと我に返ることはあった。その瞬間だけは、自分だけがすごく浮いた存在に思えて、とても居たたまれない気持ちになったことを覚えている。

あの、はっと我に返った瞬間の気持ちが、今はずっと続いている感じだ。

だから、今のぼくは、プライベートの時間を除いた一日の大部分を、居たたまれない気持ちで過ごしている。精神衛生上も健康にもよくないなあ、と思いつつ、そこから抜け出せないでいる。

ぼくも麻子と同じように、家の中でするような仕事をしよう。
ぼくは漫画家にはなれないけど、探せば、きっと何かありそうだ。

といいながら、もうかなり長い間、探しているんだけれど
そろそろ、そろそろ。


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