湯島、談合島 そして猫の島

歴史に全く興味がなかったわたしが、意外なところから400年前のことが気になりはじめ(このことはいつか書き残したいと思っています)、その延長で今日は上天草市の湯島に行ってきました。

この湯島、別名「談合島」とも言われています。天草島原の乱の蜂起を決める話し合いがこの島で行われたからです。なるほど、地図で見ると天草と島原のちょうど真ん中あたりにあります。この島のこと、実はつい最近まで、全く知りませんでした。(情けない…。)

さて、この島へ渡るにはもちろん船に乗るしかありません。おそるおそる連絡船の乗り場へ行くと、

昭和丸

←こんな船が待っていました。ずっこけて海に落ちたりしないよう気を付けて乗船。

島の住民、お仕事らしいスーツ姿のかた、釣りに行く家族連れ。思いのほか多くの人とたくさんの荷物をのせて出港。(ちなみにスーツのかたも家族連れも、帰りの船でもご一緒でした。)

 

 

 

 

 

 

にゃんそして、波に揺られて30分、着いたところは猫の島。→

招き猫のお出迎え。もちろん、たくさんのほんものにゃんこにも会えましたよ(^^)。

素敵な島の人たち。みな挨拶をしてくれます。

そうそう、スクーターに乗った人を何人か見かけましたが、ヘルメットなしでした。(笑)

 

 

 

 

実は今回、大胆にも何の下調べもせずに島に渡ってしまったのですが、かわいい地図発見。さっそく探索開始。

地図

←まさかのようですが、この地図で充分。

地図に基づき、家と家の間の狭くて急な路地をふうふう言いながら登っていくと…、

あっという間に今回の目的の場所「高山右近隠棲の跡」に着いてしまいました。

 

 

 

看板

説明書きの看板こそありますが、なにせ400年も前の話、きちんとした跡が残っているわけではありません。看板の先に草むらに隠れるようにして石垣が残っていましたが、それがいつのものかはわからず…。ただ、この高台から見える海の景色は、昔も今もきっと大きくは変わらないにちがいないと、思いを馳せたのでした。

 

 

 

湯島より