ブルービーに会う
投稿:2016年9月6日
更新:2016年9月7日
どこかに置き忘れて見失っていたワクワクシアワセ感が、今日思いがけなく、久しぶりにココロに戻ってきました。
この数か月、何を見ても何をやっても心の底から楽しむことができなくて、あぁこのまま一生こんなふうに淡々と暮らしてゆくのかなぁなんてぼんやり思っていたのだけれど。
この突然のワクワクシアワセ感は、復興がなかなか進まない南阿蘇村の、葉祥明阿蘇美術館でやってきました。その美術館のお庭で、噂でしか聞いたことのなかったブルービーに会うことができたのです。これまでとくに会いたいと思っていたわけでもなく、たまたま会うことができただけだというのに、いったいなんなのでしょう、このシアワセ感は。
そんな不思議なココロの動きを自分で面白がりながら、おうちに帰ってブルービーについて調べてみたら「幸せを呼ぶ青い蜂」「幸せを運ぶ蜂」などどありました。なるほどそういうこと!?
いえいえ、このシアワセ感はそればかりではないでしょう。大自然の気持ちよさ、絵本館のなかに溢れる葉祥明さんの平和を愛する気持ちや館長葉山さんの自然を愛する気持ち、そんないろいろな要素が全部まじりあって、知らず知らず頑なになっていたわたしのココロを癒してくれたのかもしれません。
今年は1匹しかブルービーがいないという話も聞きました。ちょっと心配しています。そして、美術館付近の道路は土砂崩れで寸断、アスファルトにも大きな亀裂が入ったまま。そう、そんな状況だけれども……今日いただいたシアワセを大事に大事に大きく膨らませて、少しずつ世の中を満たしていきたいと思ったりするのでした。