Khadi カディ

Khadi

今年なって、3着お洋服を買いました。コットンの白いコートと、麻の赤いシャツ型ワンピースと、オーガニックコットンの藍染めフレアーワンピースです。どの服もわたしを待ってくれてたんじゃないかって(かなり勝手に)思うくらい気に入って買ってしまいました。ブランドが全く違うこの3着、意識したわけではなかったのに、気が付くとすべて「MADE IN INDIA」、そして「Khadi(カディ)」でした。

これらの服に出会うまで、Khadi という言葉を知りませんでした。Khadi とは、インドの手紡ぎ手織りの生地のこと。インド独立の父、マハトマ・ガンジーがインドの人々の自立を促すために広めたものだそうです。手織り手紡ぎなので、糸や織りに不均一さがあるけれど、それがまたとても温かい。(ちなみにオーガニックコットンのワンピースは、シルクのようになめらかで柔らかい。それはそれで、丁寧に作られた温かさが伝わってくるのです。)

考えてみたら、ここ数年で、食べるものも着るものも、どんどんナチュラルなものになってきています。このまま、生き方ももっともっと自然になって自由になって、本来の姿に近づきたい。ワタシの真ん中はいつも穏やかで静かであるように。

そしてその穏やかで静かな場所で、今、地球上のあちらこちらで起こっているいろいろなことをきちんと受け止めたい。