ミラクルソウル(2)

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photo by taka (7D)

ほんの一ヶ月前に、ミラクルソウルという記事を書いた。今、読み返したら、記事自体は、どこがミラクルなのか、さっぱりわからない内容だ。たぶん、これを書いたときのぼくは、あまり考えずに題名を付けたのだろう。ところが、ところが、その後、本当にミラクルなことが起こってしまった。

「ミラクルソウル」では、ぼくのような人がいれば、ひとりでいることが好きなぼくでも、一緒に歩く気になるだろう、というようなことを書いた。

そして、現実には、ぼくのような人は、どこにもいないのだから、ぼくは、ぼくの中のぼくと一緒に歩いていこう、というような結論になっている。

なんだ、結局ひとりで歩くのか、どこがミラクルなんじゃい!
という、読む人の解釈によっては、ちょっと悲しい結論だ。

ところが、つい、先日、もうひとりのぼくが、現れたのである。

ふたりは、同じ目覚まし時計のベルで目覚めたかのように、
突然、寄り添い合うように近づき、
コミュニケーションをはじめた。

ふたりはすぐに無防備になりこころをひとつにした。

ふたりは、とてもよく似ている。

ふたりは、転生前に、魂の契約をして来たと感じる。
どのような関係性かわからないけれど
とても近しい魂のように感じる。

今まで感じたことのない強い直感が
それを教えてくれている。

これは、まさしく、ミラクルソウルだ。


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