樹の気

樹が好きです。お気に入りの樹もいくつかあります。

なぜかって訊かれても、うまく答えることはできないけれど、

でもいつも、温かく見守られている気持ちがするのです。

 

そんなわたしが、ますます樹が気になるようになったきっかけは、昨年のとある出来事。

車で道に迷ってうろうろしていたら、突然目の前にその大樹が現れました。

「寂心さんの樟」という呼び名のある大きな大きな楠です。

車を停め、「クスノキ~♪ クスノキ~♪」と、となりのトトロのめいちゃんのようにはしゃぎながら、

樹の周りを回り、記念に写真を撮りました。

夜になって、写真を確認すると、なにやら白いものが写っています。

何度見ても、カメラの具合とは思えなくて、勝手に「樹の気」と呼ぶことにしました。

寂心さんの樟

寂心さんの樟

 

そしてその後も、出かけた先で樹の写真を撮ると、「樹の気」が写っている写真が不思議と1枚混じっています。

幣立神宮双子杉

幣立神宮の双子杉

高森殿の杉

高森殿の杉

わたしにとって、この「樹の気」は、物言わぬ、偉大な、地球上の大先輩である樹たちからの温かいメッセージ。

 

それにしても、これらの写真を見てつくづく思うのは、いったいわたし、何を写したかったのかな…って思うくらい

アングルがおかしいってことですね(笑)