バンド・オン・ザ・ラン(ポール・マッカートニー&ウイングス)

バンド・オン・ザ・ラン(紙ジャケット仕様)
バンド・オン・ザ・ラン(紙ジャケット仕様)

中学2年ぐらいのときに聴いた音楽は
ずっとぼくの心に寄りそっている気がする。

ポールの「バンド・オン・ザ・ラン」は
そんな音楽たちの中でも代表的なものだ。

このアルバムを聴いていると
中2の頃のぼくの部屋にタイムスリップする。

記憶では、NHK-FMの7時か8時の番組で
「バンド・オン・ザ・ラン」をアルバムすべてを
まるまる放送したのである。

それを45分のカセットテープに録音して
何度も何度も聴いた。

その記憶が、ぼくの深いところに入り込み
そのまま心の一部になってしまったのかもしれない。

その後、LPレコードで買い、CDで買い
iTunesでもダウンロードした。
それぐらい、好きである。

もちろん一曲目の「バンド・オン・ザ・ラン」や
次の「ジェット」はいつ聴いても最高だけど
後半に連なる楽曲たちも、とても印象深い。

「ノー・ワーズ」「ピカソの遺言」「1985年」は
それぞれ雰囲気が異なるんだけど
どこか奥底で繋がっているような印象が謎めいている。

そして「1985年」の後半
映画のクライマックスのように
どんどん盛り上がり
いきなり「バンド・オン・ザ・ラン」に戻る、みたいな
終わり方が最高。

今の中2ぐらいの人たちに、
ぼくの過去の話をして、何かお勧めしても
時代も違うし、音楽を楽しむ環境も異なるので
なかなかストレートに伝わらないかもしれないけれど
感性豊かな年頃に聴いた音楽は
のちの人生を豊かにしてくれる可能性がある。

音楽というものは、耳にしただけで
時空を超える力を授けてくれるから
感動した分だけ、心のどこかに蓄積されて
いつの日か蘇るかのように現れる。

それは、奇跡のような
素晴らしいタイミングで訪れる。

なかなかいいものだ。

知識を蓄積するのもいいけれど
本当に大切なことは
経験を蓄積することだ。

なぜなら、それは、
神さまが望むことだから。


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