ねこねこお大事に

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Photo by taka (7D)

ここ数日、一緒に暮らすネコの左目が不調である。涙目で半目な状態が多くなった。せっかくの美人が台無しだ。でも、なぜか、ご飯のときは普通に戻る。食欲はあるし、とても元気だけど、やはり目の様子は普通ではない、ということで、今日、病院に行って来た。

実は、昨日、連れて行こうとしたのだが、キャリーバックに入れることが出来なかった。両手両足で踏ん張って、全力の抵抗である。あまりに興奮するので、それはそれでネコのために良くないかもと、諦めた。

で、今日は、ちょっといろいろ仕掛けを考え、うまいことキャリーバッグに入れることが出来て、行って来れたのである。

先代のネコは、自分からキャリーバッグに入るぐらい楽ちんだったが、今のネコは、そもそもキャリーバッグに入れたことがない。最初にぼくのところに届いたときに入っていたキャリーバッグは、その後、部屋の隅にしまわれて、使うことが無かったのだ。

彼女(ネコね)にしてみれば、キャリーバッグに入れられるときは、病院とか、他の人に預けられるときとかで、ロクなことがない、ということを忘れられないのだろう。すごい抵抗だった。

で、ぼくは、昨日の夜、大丈夫だから、ちゃんと治すために病院に行こう、誰にも渡さないし、一生、一緒に暮らすよ、と何度も言い聞かせた。その甲斐があったのかなかったのか、実際は、キャリーバッグを立てた状態で、ストンと格納するような技で入れることが出来たのである。

思いも寄らず閉じ込められた彼女は、ぎゃあぎゃあ鳴いて、大騒ぎで、かわいそうでかわいそうで、でも、仕方がない。

獣医さんは、家から、車で5分ぐらいのところ。初めて行ったのだけれど、病院に一歩入っただけで、とても雰囲気が良くて、安心出来る感じを受けた。そして、とてもいいお医者さんだった。

診療時間終了間際ギリギリにも関わらず、親身に診て頂いた。

初診だからと、まずは身体測定と身体のチェックから始まり、それから、お目目を診て頂いた。角膜と結膜に傷?炎症?があるとのこと。自分でひっかいたか、ウイルス性の炎症なのか、治療しながら、様子を見ましょうということで、目薬と飲み薬を頂いてきた。

彼女は、先生に診られている間、じっとして、とてもいい子だった。

ぼくの心配は、もちろん彼女の左目が一番だったけれど、それにプラス、診療中の彼女が、大人しくしていられるか、暴れたり逃げたりしないか、ということだったので、本当にほっとした。本当に良かった。本当にいい子だった。

ところで、災害などで避難しなければならないようなとき、キャリーバッグに入れて運ぶことになるけれど、いざというときにバタバタしないため、普段から、キャリーバッグに慣れ親しませておく必要があるのだ、ということを実感した。

今、彼女は、ぼくの部屋の、少し小高い棚の上にあるプリンタの上で寝ている。普通の明かりでは眩しいかもしれないと、電気スタンドの明かりを間接照明のようにして過ごしている。

左目の不調は、ぼくから見て、痛そうな感じではなかったけれど、痛かったのだろうか。そして、今、治療した分だけ、楽になっているのだろうか。なんだか、健気だなあと思う。早くよくなって、また両目をぱちぱちさせて、ぼくを魅了してほしい (^_^)


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