車が動かなくなった日

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Photo by ham (7D)

先月のことだけど、久し振りに車を動かそうとしたら、エンジンがかからなかったのである。
忘れもしない土曜日の早朝、車を洗おうと洗車場に行こうとしたときのことだ。

キーを回しても、からからと何かが回ってる音がするだけで、エンジンがかからない。バッテリーが上がったときのように、セルが回りきらない音とも違う、風車でも回ってるかのようなかよわい回転音である。バッテリー上がりのときは、なんとか頑張れば、タイミングでエンジンがかかりそうな気がするものだけど、その時の音は、車が故障したとしか思えないような絶望的な音だった。

一旦、家に戻り、ネットで症状を調べてみる。しかし、よくわからない。もう一度車に行って、エンジンをかけてみる。かからない。ダッシュボードの計器類や警告ランプはついていない。ルームランプは普通に点灯している。わけがわからない。

思い付くことをいろいろと試して、結局、何の解決にもならず、これは、ぼくの想像を絶する故障が発生したのだ、という結論に至った。もう購入してから10年を越えた古い車だけど、そんなに頻繁に使わないから、まだ1走行距離は、10万キロを越えていない。ぼくの中ではまだ新車のようなものだ(おいおい、笑)

去年の秋に、岩手に帰省するとき、福島で故障を起こしてレッカー車のお世話になったけれど、その後は、それなりに調子よく走っていたので、なぜ、急には故障したのか見当もつかなかったので、なんだかすごくがっかりしてしまった。もうこの車は動かないのかもしれない。寿命か。この車と過ごした想い出の日々が走馬灯のように駆け巡る。

そんなことを考えながら、かなり落ち込んで、ディーラーに電話するでもなく、修理工場に電話するでもなく、その日はそのままほっといてしまった。修理に出したら最後、もうこの車とは会えないのではないか、ぐらいの落ち込みようで、連絡しないで、状態を変えず、そっとしておきたい気持ちだった。

次の週明け、ディーラーの担当者に症状を書いたメールを送信した。電話すればいいものの、なんかそんな気にもならず、文書で対処をお願いしたのである。ところがこのメールは担当者曰く届かなかったらしく、しばらくの間、連絡もないまま、日を経過することになってしまったのである。

ぼくは市内の買いものなら、車は使わないことが多い。極力使わない。車を使うのは、自転車では運べないものを買いに行く時か、集団で移動が必要な場合ぐらいである。ああ、長距離の移動ではもちろん使うこともあるけれど。

そんなわけで、故障したまま放置しても、あまり困らないのであった。ちょっとだけ気になったのは、何かあったとき(原発事故とかね)避難で使うかもしれないと、いつもガソリンは満タンにしてあるのだけど、このままだと使えないなあと思ったことぐらい。

それでも、だんだんまずいような気がして、ようやく先週、担当者に電話をしたのであった。バッテリー上りではないような気がするので、レッカーしなければならないかも、とかなんとか伝えて、時間のあるときでいいから、一回見に来てくれと。

そしたら、なんと、レッカーなしで直ってしまった(笑)

原因は、バッテリー上がりだったのである。情けないことこの上ない。聞いたことがないような音だったから、勝手に酷い状況だと思いこんでいた。そんなに急にバッテリーが上がるわけがない、と判断してしまった部分もある。しかし、そもそも、バッテリー自体がもう寿命だったのだと思う。最後に乗った後、きっと寿命を迎える形になった上に、2週間ぐらいエンジンをかけなかったから、一気に放電してしまったのかもしれない。

なんだか、男の子としては、メカ音痴のようで、本当に情けない感じなんだけど、今回は本当にわからなかった。霊能力も直感もなにも降りて来なかった(笑)

ただ、メッセージがあるとしたら、今思えば、担当者が来る前の日、レッカーされるときのことを考えて、車の中を見に行ったんだけど、ドアを閉めたとき、車のロックの音が、ちょっと重たそうで、なんとなくバッテリーも弱ってるなあと思った。気付くとしたら、あそこだなあと、今なら、思う。

とにかく、直ってよかった。
もう少ししたら、小旅行に出かけようかな。
もちろん、カメラをかかえて。

今朝は、6時に起きて洗車した。
なんだか、とても嬉しい気分で、結構。洗車せず放置しちゃうことが多いんだけど、これからは、もっと大切にして乗らなくては、とか考えながら。

ところで、先日、ハイビスカスを買って来たのである。
朝顔を植えようと思って、ホームセンターに行った時、ハイビスカスの鉢が5つぐらい並んでいたんだけど、ひとつだけ、めちゃめちゃ元気でぴかぴかな状態のものがあったので、衝動的に買ってしまった。

このときは、車が故障中のときだったので、自転車で行ったんだけど、猫砂やペットシーツや朝顔用の大きめの鉢や土など大量に買い物してしまって、その上ハイビスカスまで買ってしまい、かごにすべて載るわけもなく、大変な思いをして帰って来たのだった。

でも、そんな苦労を吹き飛ばすかのように大輪の花を咲かせてくれる。

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Photo by ham (7D)

最初の写真はつぼみ、2枚目は開いたところだ。あ、つぼみの写真と開いた花の写真は、別な花である。ハイビスカスは、1日しか咲かない(朝、開花して、夜しぼみ、散る。)ので、つぼみから開花までの様子を連続して撮影するのは、ずっと家にいて、眺めていられるような日でないと無理なのである。

朝、少し膨らんだところをみて、出勤し、夜、仕事から帰ると、もう閉じてる。
大輪の花なので、しばらくの間、咲いているのかと思っていたけれど、実は、ほんの一瞬、鮮やかに咲く、そんな様子が、とても健気な花なのであった。


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    • Tarrah
    • 2013 07/07 4:05am

    (記憶が間違ってなければ)以前、hamさんがお好きとおっしゃっていたオオイヌノフグリも、1日で花は散ってしまうそうです。
    昨夜のNHKスペシャル「足元の小宇宙〜生命を撮る82歳の植物写真家〜」で知りました。1日で散ってしまうから、星のように美しいと。
    身のまわりには、神秘が溢れていますね。これからもhamさんの写真、楽しみにしています。

    • ham
    • 2013 07/07 12:10pm

    オオイヌノフグリの花も、1日散ってしまうのですね。
    あんなに沢山咲いているから、ずっと開花中なのかと思っていました。
    そうそう、好きな花のひとつです ^^

    「足元の小宇宙〜生命を撮る82歳の植物写真家〜」
    今度、再放送があったら観たいです。
    確かに、植物には宇宙の謎がすべて表現されているように思うときがあります。

    写真は、楽しいですね。
    仕事をやめて、写真だけ撮って暮らしたいです(笑)

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