最近見る夢

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Photo by taka (31MR)

久し振りに何か書けそうな気がして、適当な写真を選び、こうして書き始めたのだけれど、何にも出てこない。だったら、書かなければいいんだけど、せっかくここまで来て、なんだか悔しい。何かないか、何かないかと、最近のぼくを振り返ったら、夢のことを思い出した。

ぼくは、普段、あまり夢を見ない方だと思う。或いは、夢を覚えていない、ということなのかもしれないけれど、とにかく朝、起きたとき、見た夢のことを考えることは、ほとんどない。そして、夢を見た朝は、久し振りに夢を見たなあと思う。けれど、先週一週間ぐらいは、毎日のように夢を見た。それも、ただの夢ではなくて、とても懐かしい心地のする夢ばかり。目が覚めたときに、あまりの懐かしさで心がすすり泣きしているような感覚の夢たちばかりだった。

ぼくが見る懐かしい心地のする夢は、どれも印象的な情景の映画のようにストーリーがあり、鮮明に着色された、かなりリアルな感じだ。起きた後も夢の世界が続いているように、感覚さえも残っていたりする。そして、そのような夢は、忘れずに何年も覚えていることが多い。過去のブログにも書いたことも何度かある。

ただ、今回はちょっと違っていた。懐かしさの心地好さ加減は、いつも通りなんだけど、ほとんどストーリーを思い出せない。おおまかな概要を覚えているぐらいで、それもすぐに消滅してしまう感じだ。だから、毎日のように、沢山見たと思うのだけれど、ここに書けるような内容ほどには覚えていない。

唯一、今でもううっすらと覚えている夢は、どうやら家族と過ごす夢だったようだ。その家族は、多分、今の家族ではなく、違うメンバーで構成されていたように思う。もしかすると、少年時代の両親や妹と過ごしている夢だったかもしれないし、全然違う世界に生きるぼくの家族の夢だったかもしれない。その辺りは、思いだせない。しかし、とてもとても懐かしく夢から覚めたのを後悔するほど、懐かしい懐かしい夢だった。

夢は、単に人体の中の心と記憶の何らかの作用によって起こるものもあれば、天空と結ばれたスピリチュアル的なものもあると思う。今日書いたような懐かしさを伴う夢は、ストーリーの内容や、起きた後の影響の強さから考えてスピリチュアル的なものだと感じている。

だから、見た夢に対して、これは!と思ったときは、必ず、その夢が運ぶメッセージを考えたりするのだけれど、今回は、内容を覚えてないので、とても考えにくい。ただ、覚えていないこともメッセージのひとつと考えるならば、何かわかるかもしれない。ふと、心に浮かぶのは、ぼく自身に対して、時代の転換期がやってきましたよ、ということを知らせる夢だったような気がしている。

理由はない。ただ、そう思うだけ。


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