アーユルヴェーダのオイルマッサージ

ポケット図鑑のような小さな本ですが、中身はとっても盛りだくさん。シュールな表紙絵。

 

自宅で、アーユルヴェーダのオイルマッサージを受けました。

数か月前からアーユルヴェーダに妙に興味が湧いて、アマゾンで書籍を購入し、それを時々眺めては自分でもできそうなことを実践していたとき、偶然、スリランカ人のルワンティさんに出会いました。彼女は、スリランカの大学でアーユルヴェーダを学び、そのあと長期のお休みを利用して、日本でスリランカ料理のレストランを始めたお姉さんのところに遊びに来ていたのです。

引き寄せちゃったかな。とにかく願いは叶うのです。

英語が堪能ならば、アーユルヴェーダについていろいろと訊きたかったのだけれど、知っている単語を羅列してなんとか意思表示をするような私には、まずはマッサージをお願いするのがやっとでした。お願いはしたものの具体的な約束までなかなかいきつかず、彼女の帰国が近づいて慌てて日程の調整をし、ようやく昨日、憧れのアーユルヴェーダのオイルマッサージを受けたのでした。

オイルマッサージは何度も受けたことがありますが、わたしが感じたそれらのマッサージとの違いは、アーユルヴェーダのマッサージはより医学的であり、かつ神聖な感じ。そもそも、アーユルヴェーダという言葉は「生命の科学」という意味のサンスクリット語で、アーユは、体、感覚、心そして魂を表す日常のライフサイクルのこと。そしてヴェーダは、この世界と、そこに存在する万物の働きについての知識。そう、そこには深い哲学が感じられるのです。

マッサージの最初とヘッドマッサージのときに、ルワンティさんが唱えるように歌うように発する言葉もとても心地よかったし、彼女が調合したココナッツオイルをベースにしたマッサージオイルもとても体によさそうでした。もうほんとうに幸せ。

 

ルワンティさんも、お姉さんのルワニさんも義兄さんもほんとうに優しくて素敵な人で、スリランカという国にもとても興味が出てきました。8つの世界遺産もとても魅力的です。「『世界ふれあい街歩き』でもうあちこち行った気分だし、海外旅行はしなくていいわ」なんて言っていたわたしですが、スリランカはちょっと行ってみたいかな。