52nd Street / Billy Joel

ニューヨーク52番街(期間生産限定盤)

最近、ビリー・ジョエルが聴きたくなって
ぼくが、よく聴いていた頃のアルバムを買った。

ネット通販のサイトで
もともと輸入盤で安い上に
さらに4枚以上は割引、みたいなセールにつられて
ビリー・ジョエル3枚に
くわえてアルバート・ハモンドを買った。

ビリー・ジョエルを聴いていたのは
たしか、上京してから数年間の
10代後半から20代前半頃だったと思う。

田舎から出てきたばかりの
貧乏学生だったからか
都会の香りがする音楽が眩しく感じた。

おんがくぜんたいが
とてもかっこいいなと思っていた。

そんなぼくだったけれど
あれ以来、アルバムを所有することもなく
最近に至っていた。

10代の頃に好きだったアーティストの音楽は
ほとんど手に入れているんだが
ビリー・ジョエルだけは、遠ざかったままだった。

それが、なぜか急に聴きたくなった。
なぜかは、わからない。

彼のアルバム「52nd Street」には
オネスティーなどの名曲がたくさん収録されている。

このなかでぼくのいちばんのお気に入りは
「My Life」だ。

イントロのリズムから
もう、これはいいぞ、と思える。

都会の時間の軽快な流れが
決して忙しない感じではなく
流暢な響きとして
ぜんたいをまとめている感じがいい。

歌詞もすてきだ。
もちろん、英語だから
本当の意味はわかってないかもしれないが
マイライフ イズ マイペースみたいな
そんな感じがいい。

通勤の電車では
仕事場がある神谷町にたどり着く直前
なるべくテンションがあがるような音楽を
選曲して聴くようにしているんだけど
最近では「My Life」ばかり聴いている。

神谷町のあたりは
六本木や麻布の雰囲気が
薄く広く漂っている感じがあり
そこがまたマッチしているようにも思う。

大人数のプロジェクトのなかで
もっともエネルギーを使うのは
設計資料の作成とか
プログラミングとか
そういう実作業ではなくて
対人間とのコミュニケーションである。
(少なくてもぼくはそうだ。)

そんななかで
じぶんの目の前に起こるすべての出来事について
なにもかも「よきこと」として捉えられれば
とてもスムーズに事が運ぶ。

そのBGMとして
ビリー・ジョエルの「My Life」は
いまのぼくにとって最適な一曲に違いない。


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