マインドフルネスと瞑想


Photo by taka (7D)

虫の声が聞こえる、9月の夜。
秋の夜長、という言葉を使うのは、まだ少し早いだろうか。

聞こえている虫たちは、どこで鳴いているのだろう。
ここは6階だが、ベランダではないような気がする。
でも、地上の虫の声がここまで聞こえるものだろうか。

椅子に腰かけ、ちょっと静かな気持ちになり
目を瞑って、虫の音に耳を澄ます。

と同時に、呼吸に意識を向けて
息を吸いながら、虫たちの音を堪能し
息をはきながら、虫たちに感謝する。

何度も繰り返していると
地球の大自然の循環の一部に
ちょっとだけ、合流出来たような気にもなる。

これもまた
マインドフルネス、なのかもしれない。

ところで

瞑想もマインドフルネスも
やろうと思ってやるのはいいけれど
やるからには何かを得よう、なんて思わない方がいい。

何かを得ようとしているうちは
何かを得ようとする自分しか得られない。

ただただ、いまここに在ろうとする気持ちで
呼吸を追い求めていると
思考が止まり、自我が止まり
理性の向こう側に辿りつく。

いまここは、そこにしかない。

思考も自我も理性も
いまここには、いられない。

それらは、すべて、過去のものだから。

いまここを体験した直後にしか
これらのものは存在出来ないのだ。

直後は、いまここではない。
直後は、過去でしかない。

そして
過去も未来も幻想なのだから
過去にしか存在出来ない
思考も自我も理性も
幻想であることの証明になるのではないか。

いまここにいる
ほんとうのぼくたちに辿り着くのが
瞑想の目的であり
マインドフルネスの状態でなのだろう。

などと、秋の夜長のはじまりに
ぼくは、言葉遊びをしている。


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