スピリチュアルも現実も現実であり幻想である。

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photo by taka (7D)

スピリチュアルに生きているつもりになっていると
ついつい、現実に対して、否定的になったり
悲観的になったりすることがある。

誰もがそうなのか、わからないけれど
ぼくは、スピリチュアルというものを知ったあと
しばらくの間、そんな感じだった。

具体的なたとえは、あまりうまく出来ないけれど
現実のカオスなところを
整然としたスピリチュアルが見下ろしてる感じ。

ちょっと言い方が乱暴だけど。

でも、そのうち、スピリチュアルのなかにも
やっぱり胡散臭いと思えるものが
混じってることに気づき
スピリチュアルな教えを日々の現実で実践することで
それが自分にとって真実なのかどうなのか分別したり。

これはとてもよい試みだったと思う。

けれど、今にして思えば
現実もスピリチュアルも
結局のところ、現実なのであった。

なぜなら、どちらも
ぼくの中で体験が始まり、
そして終わるものだから。

不思議体験がほとんどないぼくだから
ますますそう思うのかもしれない。

もちろん、スピリチュアルな事柄を
否定するわけではない。

たとえば、ぼくは、オーラが少しみえたり
たまには、なんちゃってチャネリングとかするけれど
それは、スピリチュアルでもなんでもなくて
ぼくに起こった現実、そのものなのだ。

ワンネスが存在するとしたら
ワンネス以外のものは存在しない。

ワンネス以外存在しないのだから
いま、ぼくらが認識しているすべては
幻想である。

そういう意味では
現実もスピリチュアルも幻想である。

どっちにしろ、
現実とスピリチュアルは
同じところにありそうだ。


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