秋の夜長の入り口にて

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Photo by taka (7D)

今日、届いたばかりの高中正義さんのニューアルバム(SUPER STUDIO LIVE!)を聴きながら過ごす夜。期待通りのノリノリの演奏にご機嫌な楽曲たち。まだまだ、秋の夜長ではないけれど、その入り口でワクワクしているような気持ち。そうだ、ぼくは、少年の頃から、秋の夜長をだらだらと過ごすのが好きだった。

夜の長さで言えば冬の方が長いわけだけど、岩手の冬は寒過ぎて、夜長を楽しむ余裕がなかったのだろうな。それと、賑やかな祭りの後のようなちょっとさみしい秋の切なさは、少年の頃のぼくにも特別に感じられたのだと思う。ぼくは9月生まれだし。

もちろん、今でも、さきほど書いたように、秋の夜長を楽しめる季節がやって来ることに対して、ワクワクしている部分はある。でも、その他もろもろ、いろんなことも頭の中をぐるぐると回っていて、ただ、ほよよんとした気持ちで、秋を迎えることが出来ない自分が哀しい。

そんな哀しい自分も今年いっぱいにしたいな、と思っている。哀しさの原因もわかっていて、それを取り除くだけなのだから。ただ、それを実行出来るか出来ないかの違いだけ。

お正月明けを目途に、なんとかなんかとしようと思っている。


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